
自転車の文化が根強いヨーロッパでは、老若男女ともにそれぞれの自転車スタイルを持っています。
もちろんスポーティに駆け抜ける人もいますが、僕が好きなのは、
ジャケットを着た紳士や、ドレスに高いヒールを履いて颯爽と走り抜ける人たちがいること。
たんなる移動手段としてではなく、自分のスタイルを持って自転車を楽しんでいることがなんとも魅力的です。
20世紀初め頃の自転車乗りたちの写真を見ると、スタイルはシンプルでシックだけれど、悪路をものともしない力強い走りをする姿に美しさを感じてしまいます。
ガソリンや電気に束縛されずに自分の意思だけで走り続けることができる自転車は、自由のシンボル。
自由は与えられるものではなく、自ら選び手に入れること。
ペダルを漕ぎ続けることでしか、自分の行きたいところには行けないことが、僕が自転車を大好きな理由の一つです。
目的地に辿り着くためのサポートツールは、ただ使えれば良いだけではなく、美しくあってこそのものだとおもいます。
elmareのハンドメイドアイテムは、あなたのバイクライフのパートナーとなることを願っています。
elmare sport 代表 植村太一